とてつもない強運に恵まれた事故も、元を正せば基本を守れないから
こんばんは🌙 茨城県は龍ヶ崎市佐貫町の警備会社。いつも元気な 「BN3」 です🚀
昨日の7月10日に驚きの事態が起きていた❗ それは海水浴に来ていた、中国籍で20代 の女性が、静岡県下田市の海水浴場から、なんと千葉県の南房総の海水浴場まで、流 されていたと言うのです。その距離は直線にして約80キロも有る😱
それは7月8日の夜に友だちと海水浴に訪れていたのですが、友だちから 「海に入ったまま戻ってこない」 と報告があり、海上保安庁などが周辺を捜索したものの、手掛かりが見つからなかったもの です。まだ 「海開き前」 の海水浴場での事故です❌
ところが彼女は浮き輪に掴まったまま、36時間も当日の夜を越え朝を迎え、昼を漂い再び夜を越えて、飲まず食わずのまま頑張ったのですね😧 これを自分に当て嵌めて見ると、先ずは恐怖が有りますから精神的に参ります。だって周りは真っ暗闇の中、サメや得体の知れないUMAが襲うかも、などと言う妄想に襲われるはず。
周りに何もない大海原に一人で流される、そんな 情景を考えただけでも恐ろしい❗ 同じ姿勢のまま浮袋に掴まって居る、そのコト自体も信じられないという気がします。浮袋を捨てて泳げば…などと何度も思ったのではないでしょうか❓ もちろん、そんなコトをしたら直ぐにアノ世に行ったでしょう。
では何故この女性は、生き延びることが出来たのでしょうか❓ 専門家は一つに浮き輪を離さなかったことで、まず呼吸が保障された点を挙げます。もう一つは夏場で海水温が高かったこと、長時間浸って居ても 「命に影響を与えない」 様な水温だったこと。
海水温 が25~26度ほどで、その高い海水温によって、低体温症のリスクが少なかったことも、 命が助かったことに影響したと分析しています。 そして女性が 「黒潮」 の流れに乗って、南房総沖に行き着いたことも一番の 「幸運」 だ ったと言います。
いわゆる黒潮は凄い規模で蛇行します。年によっては大蛇行することも有るのに、最短距離で流されたのが良かったと、真っ直ぐに房総半島に向かって流れる、今年は珍しい年だそうです。
さらに日本の海に於いてさえもここは、船舶の交通量が非常に多い場所であったこと、船の交通量が多いということは、それだけ発見される可能性が高かったからだと。 実際この女性は貨物船に発見されて、その乗組員の二人が海に飛び込んで、女性の救助に当たったのですから。
それでも保護された時は脱水症状が見られ、意識はハッキリして いたものの、かなり疲労していたと伝えられます。こうした事件が運よく収まりを迎えたのは、 極めて強運に恵まれていたと言わざるを得ません🎉 いくら暑い夏であっても 「夜の海」 の怖さを知るべき❗
浮袋は風で簡単に流される。夜は視界が限定されるために、近くの友だちも分かり難い。ライフセーバーなどの監視員が不在。周りの人たちの目も届かない、等の危険が存在しています。こうした基本的な事柄を弁えて、海水浴を楽しんで欲しいものですね😥
私たち警備員の仕事も含めて、どんな物事にも必ず 「安全を守るための基本」 というものは存在します。
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