国の天然記念物に指定されている 「柿田川湧水」 の今を過去に学ぶ
こんにちは🌞 茨城県は龍ヶ崎市佐貫町の警備会社。いつも元気な 「BN3」 です🚀
この度の旅行について箱根に引き続き、伊豆の話をいたしましょう😉 伊豆と箱根をセット にして、河津ざくらの咲く 2月下旬と、余裕が有れば秋ごろにも訪ねていました。もう最近は 行くことも少なくなりましたが、行けば必ず行く場所、お気に入りの場所というモノが出来るもんです。
それは私で言えば 「柿田川湧水群」 という、富士山の伏流水が湧き出る場所、 有名どころでもある 「忍野八海」 にも劣らぬ、膨大な湧水が 「突然の河川」 として出現します。 沼津市や三島市に隣接する清水町に有り、いわゆる山から流れて来る川ではなく、突然に市街地に湧き上がって現れる川。
一級河川としても河口まで1,2キロしか無い、日本で一番の 短い一級河川ですから驚きですわ😱 しかも、一番短いのに湧出量は一日に110万トンと、東洋一の水量が地下から湧き出ているんだとか。写真に見る 「わき間」 と呼ばれる伏流水の、 湧き出る場所が数十ヶ所も有って、この湧水が河川を構成しているので、富士山の抱えている 水の量ってのは、想像も出来ない程なんでしょうねぇ。
ちなみに写真の 「わき間」 は、昔あった紡績工場の井戸だったそうです。今では第2展望台の眼下に青い水を湛える、湧水口になっており水の色も角度によっては、青からグリーンに見えますので正に神秘的な色合い🔍
物事には必ず歴史が有ると言われますが、この今は美しい柿田川湧水も、過去には豊富な水を求めた工場が進出して、排水の垂れ流しによる汚染が進み、魚も住めなくなったことが有ったと言われています。その代表格が水俣病ですが、新潟にも同じく昭和電工による垂れ流しで、メチル水銀という科学物質を処理せず、排出した結果として1950年代には、新潟水俣病と呼ばれる人災を創り出して いました。
この様に利益追求が環境汚染を招き、自然を破壊してしまった過去が、日本の幾つかの地域にも存在していました😡 しかし、その後の柿田川は、「地域住民などによる環境回復」 の取り組みが実を結んで、現在の豊かな 美しい環境を取り戻して🎗️ その結果2011年には、国の天然記念物に指定されました。
人間というのは、持ち前の特性で 「自分たちの都合」 で物事を運びます。それは当たり前 のコトかも知れませんが、自然を破壊すると元に復元できるまでに、多くの努力と時間が必要になります。 いわゆる 「その先」 に起こるべき事態に対して、今なにが出来るのかを考える姿勢、常に準備をしておく姿勢は、自分たち自身の 「未来にとって大切」 だと思います。
小さいけれども私たち警備員も、その日ごとに違う現場で条件を確認しつつ、この場合はどうすれば良いかを考え、自分に何が出来るかを判断しながら、交通誘導を行って居ます。
もちろん比較にならないレベルですが🤣 先を見るコトは何事によらず重要ですね。
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