ウチの会社に暫しの間だけ居た、若い〇〇君の話なんですけど | 質の高い教育を受けた警備員が茨城県の安全な生活の実現に努めています

こんにちは🌞　茨城県は龍ヶ崎市佐貫町の警備会社。いつも元気な  「BN３」  です🚀

３月１１日に電設会社で、初めて片交を一緒にした日のこと、今も鮮明に覚えていますよ。その時にリーダーから本日を含めて３日間、彼の指導をしてもらえませんか❓ と求められ ましたが、結局は４日間の片交指導になりました。この４日間で〇〇君の成長は著しく、若いこともありますが吸収力の高さに、この間しばらくは年寄りばかりの、新人さんたちを見て来たもんですから😩 その成長ぶりには感激したものでした。

しかし今までの職歴を聞くと、およそ２～３ヶ月くらいで転々として居るとか、それを聞いてウチの会社はどうなのか❓ と聞いたところ「条件も良いし長く勤めたい」 と答えました。こんな若い人が居ついてくれたなら会社としてもありがたいし、真面目に取り組む姿勢も、教えれば直ぐ理解して実行できる。

その素直さと能力に感心しながら、昼休みには妻の用意した大量 の菓子類、特にチョコレート系が好きだと言い喜んで食べる、その姿にも微笑ましいモノが有りましたねぇ振り返ると🤔  若い人が多かった数年前から比べると、今は年齢層も上がってしまい、こうした若者が 来てくれるのは嬉しい限りです。

しかも冗談を言うとマトモに受け止めて、マジで驚く表情も楽しい 昼休みのひと時でした🍙 すっかり仲良くなって１ヶ月くらい経った、４月８日の昼休みに驚愕の過去を語り始めました。それは中学生の頃に床屋さんで意識を失ったとか、その時は事態に驚いた床屋さんが、救急車を呼び対応してくれたそうですが、自分は全く記憶が無かったと。

その後も３年くらいごとのサイクルで、こうした意識を完全に失うことが何度も有って、実を言うと今朝一番の現場で 「目の前が青白くなって、何も見えず眩暈がした」 と言う。〇〇君はこれまでの経験から、いわゆる兆候を感じ取れる様ですが、もしも午後の仕事中に僕が急に倒れたなら、救急車を呼ばないでくださいと言う。

驚きながらも何故かと問えば、もし救急車を呼ぶと 「病院へ運ばれて５千円取られるから」 と、そして 「仰向けにしてベルトとボタンを緩めてください、数分後には回復します」 と言うのです。 何を言うか❗ それで済ませるワケが無いだろう。

すぐに班長へ伝えると 「救急車を呼ばない選択肢は無い」 と答えます。当然の判断です。警備員のリーダーにも連絡して置くと 言ってくれました。私は社長に事の次第を報告すると 「人の命や安全を守る警備員」 が何時なんどき倒れるかも知れない。万が一を考えたら 「仕事に就けられない」 と判断してくれました。

〇〇君は過去に筑波大学病院で、検査を受けたと言います。だけど検査で原因は分からないと言われたそうで、素人の考えでは推測のしようも有りませんが、たとえば仕事の無い日は稼ぎが無いので、何も食べないとか 「極端な食生活の乱れと強い偏食」 が、影響を与えていると思いました。原因の分からないままに、倒れる心配のある様な警備員を、現場に就けるワケにはいきません❌

こうした経緯を受けて、〇〇君とはお別れすることになりました😭 本当に残念です。警備員ってのは年寄りが多い印象を受けますが、この健康問題に関しては老若男女とも 同じであり、人間の根本を成す 「健康」 を抜きにしては、どんな仕事も叶わないと考えるべきです。

それにしても最初に会った時の 「この会社は条件も良い」 の言葉が本物であり、健康で居られたならば、〇〇君はまた違う人生を送れたかも…心が辛い。