どこにも管が見えないのにコチラ側からアチラ側へ水が流れてる何故❓
こんばんは🌙 茨城県は龍ヶ崎市佐貫町の警備会社。いつも元気な 「BN3」 です🚀
昨日の雨水管と別に良く耳にするモノに 「下水管」 があります。一般の道路に敷設する管は先ごろのブログにも書いたように、上の方からガス管・水道管・下水管の順で深くなります けど、大量の水や下水を送るには小さな管では間に合いません❗
ですから水道管では本管と言われる直径20㌢径の管や、家庭へ引き込む管は2㌢程度の細い管などがありますが、送水管というものは化け物みたいに大きな管になります。
たとえば下水道管ひとつ取っても様々な大きさが有り、その都市の規模や立地によって大きく違う面があるようで、資料によると神田川環状7号線の雨水管ときたら、12,5㍍という途轍もなくデカイ径があるそうで、三階建ての家でも入ってしまうほど😦
そんな巨大な管がアチコチに有るワケも無いのですが、そうした大きな管で水は運ばれて行くんですね。写真の現場に掛かる下水管は何処にも見えませんが、それは橋の架かる川の下に深く敷設されているからです。
仕組みは 「サイフォンの原理」 を応用して、高い位置の上流から低い 位置の下流へ動力を使わずに、予め水を満たしてある U字型に曲げた管の中を通します。そうすると高い位置の水面は大気の圧力で押され、低い位置の出口に向かって水が重力で流れ出ようとする。
管の中を流れる水が引っ張られるのと同時に、大気の圧力によって連続的に押し出される仕組みです🫗 子どもの頃にやったバケツの中の水を、洗面器にホースで移し替えて遊んだあの原理です。
この様に巨大な管も川底の更に下を潜り抜けて、高い位置から低い位置へと常に汚水は流れ続けるというワケです。まぁしかし…そういう原理を応用して先人たちは長い間、土木工事を行って来たんですよねぇ😅
現代の若い人たちは何でもネットで調べられますけど、その昔はネットなどは無かったですから手探りでした。長年の口伝や経験などで物事を完成させて来た‼️ いわば形の無いモノから形の有るモノへと変化させ、作り上げて来たワケですから本物だと言えます。
ともすれば面倒なコトから逃げてしまいがちな昨今ですが、やはり苦労した事柄こそが実になり形になるという現実を、もっと大事にして欲しいモノですね🙎♂️
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