人間の経験や感覚と言うモノが、自動化やAIに取って代わられるのかどうか
こんにちは🌞 茨城県は龍ヶ崎市佐貫町の警備会社。いつも元気な 「BN3」 です🚀
9月19日に東北新幹線 「はやぶさ」 と 「こまち」 の、連結部分が外れて自動的にブレーキが作動して、緊急停止した事故を記憶している人も多いと思います。なぜ連結器が 「走行中」 に外れたのか❓ いわば前代未聞の事故は、どのようにして起きたのか❓ 私としても 不思議に思っていました。
この事故は鉄道の歴史上初めての出来事ですから… なにしろ走行中の連結器が外れるなんてぇことは想定外で、ひと昔前ならば連結器は手動で職人が直に目視しながら、問題は無いかを一つひとつ確認しながら、連結の状態をチェックしていたものだそうです。
しかし、時代は移り変わり今は電気で連結するために、人の目は必要なくなって結合も切り離しも全て自動化🚝 電気的に確認するため人の目は要らないワケですが、人の目で確認して居た時代には起こり得ない事故でした。
その原因は 「こまち」 側に有る連結部分を外すための、非常用スイッチ周辺で数ミリから最大3㌢ほどの、ドリルくずの様な 「金属片」 が多数見つかった。この金属片がスイッチの端子に接触した ことで、車両を分離させる機能が働いて自動的に切り離したと😮
ところが、その金属片は車両の製造時に出たモノが残っていたから❓ だと見られていますが最初から存在していた金属片を、見つけるコトが何故できなかったのか❓ そこで全96両編成の非常用スイッチ周辺を、点検したところ他にも 「こまち」 の11両編成で金属片が見つかったそうな😱
こうしたことを受けてJR東日本は、非常用スイッチと同じ機能を持つ装置が他にも有るため、10月までに96両編成すべてでスイッチの配線を取り外し、使用を止めることにしたそうです。だけど何故その車両が製造された時点で、出荷する前の点検が有るはずなのに、なぜ3㌢もの大きさの金属片が発見できなかったのか❓
私なりに考えてもチェック時に見つかり、取り除かれるだろうほどの大きさじゃないですか、なぜなの❓ 自動化は今後もAIなどを含めて、進んで行くのは当然の方向でしょうけど、職人の目で見る事故防止対策とは、技術だけで理解できない 「経験と感覚」 というモノの存在が有ると考えます🤔
私たち警備員にしても何も分からない新人の頃は、何をどうしたら良いのかさえ分からない、そういう時期が必ず有りますけど、いわゆる場数という経験を積むことによって、今までには見えなかった風景が見えて来る様になります。まぁ見えて来ない人も中には居ますけど🤣
そうした経験を積み上げることによって、研ぎ澄まされて行く感覚というモノが発達して行きます。その工程は単純に比較できませんし、人によっての差も大きいコトは確かです。
それでも現場に置ける経験が無ければ、結果としての見る力や感覚は育ちません。
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